ウスバシロチョウ成虫の飼育

ウスバシロチョウの成虫の飼育
ウスバシロチョウの成虫

ウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)は5~6月頃に現れます。アゲハのなかまに分類され、大きさはアゲハチョウとモンシロチョウの中間ぐらいの大きさです。飛ぶ速さは遅く、モンシロチョウより遅いくらいで、ひらひらと飛びます。捕獲自体は難しいくありません。

まず、ケージですが、なるべく大きなものがいいでしょう。これは、どの昆虫でもそうですが、大きいものほど昆虫のストレスを軽減できるからです。ストレスによって死んでしまうことはよく起こります。でも小さい飼育ケースだからといって飼えないわけではありません。実際、一番小さな飼育ケースも使って飼育しています。

 ケージの中には、木の葉や草、土などを入れてあげましょう。チョウの止まる所や休む空間になります。ウスバシロチョウの捕ったときの回りの風景を思い出してください。それとなるべく似た空間を作ってあげましょう。ケージの中に花の鉢植えが入れればベストですが、エサとしては足りないでしょう。僕の場合、木の葉と朽木(クワガタのを流用)を敷き詰めました。

砂糖水をすうウスバシロチョウ
砂糖水をすうウスバシロチョウ

ウスバシロチョウは花の蜜をエサとするチョウです。この場合、砂糖水で代用できます。砂糖はドロドロになるほどは入れないでください。サラッとした感じに仕上げてください。

 僕の場合、魚とかのパックの発泡スチロールに砂糖水を入れています。深くない容れ物がいいと思います。そこにごく浅く砂糖水を入れてください。キチンペーパーにしみ込ませるのもいいと思います。なぜかというと、チョウの身体に砂糖水がついてしまうとベタベタになってしまい、そのせいで動けなくなり死んでしまうことがあるからです。

 ウスバシロチョウは大人しいチョウのようで、ケージから出して砂糖水のところにおいてやると飲んでくれます。飲まない個体は、チョウの口(ストロー)をつまようじの先で伸ばして、ストローを砂糖水のところにもっていくと飲んでくれます。十分に砂糖水を飲んだチョウは羽ばたき始めるので、動き出したらケージに戻します。

 僕はウスバシロチョウに砂糖水を、学校に行く前と帰ってからの2回あげていました。ケージの置き場所は、直射日光の当たらないところに置いていました。明るくしすぎると逃げようとして暴れて元気がなくなります。

ウスバシロチョウ飼育記録

2019/5/6

岐阜県山県市でウスバシロチョウ4匹を捕獲。

その日から飼育を開始。

今日のエサは砂糖水。4匹とも元気。

2019/5/10

エサにカシスグレープジュース与えてみた。

飲んでくれているようだ。

2019/5/11

1匹が元気がなくなる。

2019/5/12

昨日弱っていたチョウが死んでしまいました。

まだ、3匹は元気。

エサにスイカを与えてみる。

みんな美味しそうに飲んだ。

2019/5/13

朝昆虫ゼリーを与えた。

1匹が抵抗してのまなっかった。

2匹目が帰ってきたら死んでいた。(昆虫ゼリーを飲ませたチョウ)

2019/5/14

また1匹が元気がない。(昆虫ゼリーを飲ませたチョウ)

昆虫ゼリー与えたからかもしれない。

2019/5/15

元気がなかったチョウが死んでしまった。

まだ、1匹は元気。今日はスイカを与える。

2019/5/16

最後の1匹が元気がなくなってきた。

2019/5/17

最後の1匹が死んでしまいました。

 

エサは砂糖水がいいと思います。スイカも飲んでくれます。

ただ、昆虫ゼリーは与えない方がいいと思います。

朽木を入れておくと、そこに卵を産むかもしれません。

ウスバシロチョウがいなくなったあとで、虫かごの中を見てみたら卵を産んでいた。卵で冬を越し、春に幼虫が生まれるそうです。卵の乾燥(特に夏)に気を付けるそうです。幼虫のエサが手に入らないかもしれないので、この卵は、ウスバシロチョウを捕獲した場所の湿った日陰に置いてきました。