タマムシの飼い方

 天然のタマムシ(ヤマトタマムシ)の飼育は非常に難しく、昆虫に詳しい方に聞いても同じ答えが返ってきます。その原因として、タマムシは環境変化などのストレスに非常に弱く、すぐに拒食症になることが挙げられます。私も何度も飼育を挑戦する中で、もっとも良いと思われる方法を紹介します。

 このページの最後に新しい飼育方法で飼育した記録があります。現在のところ最も有効であるように思います。まだ飼育は現在進行形で、まとめられる段階ではありません。是非読んでみて、他にこんな方法があるとか、ご意見やご感想をお聞かせください。

タマムシ
タマムシ

分布 本州、四国、九州

特徴 一般にタマムシと呼ばれているのは、正式にはヤマトタマムシを指しています。体長25~40㎜程度。6~8月頃に見られる。日本の甲虫の中で最も美しいともいわれます。全体に緑色の金属光沢があり、前胸背から上翅の末端に向かい1対の赤いラインがはしる。飛ぶ速さは人間が走っても追いつける程度。

生態 エノキやケヤキの高い所を暑い晴天の日によく飛翔する。特にオスがよく飛び、伴侶を探すためのようです。また、伐採木などにもくるようです。自然界では2~3年で成虫になり、寿命は1か月に満たないとか100日とか言われています。成虫のエサはエノキ、ケヤキの葉。幼虫は広葉樹の朽木の材部。産卵は伐採木、広葉樹の半枯れの部分などにし、木肌のひび割れ所、木と皮の間などに産み易いそうです。

飼育 大変難しいと思います。ストレスに弱くすぐに拒食症になります。

タマムシのめす
タマムシのめす
タマムシのおす
タマムシのおす

 タマムシのおす、めすの見分け方は上の写真のお腹の先の部分を比べると判ると思います。おすの先は割れていて、めすは何もありません。

飼育に必要なもの

・飼育ケース

・水をためるための小さなカップ

枝差しカップ
ヨーグルトやゼリーのカップなど

・脱脂綿かティッシュペーパー(カップに詰めます)

・エノキ、ケヤキの枝と葉

・エノキ、ケヤキ、桜などの朽木

 

飼育ケースの作り方

エノキの枝を刺したカップ
エノキの枝を刺したカップ

 脱脂綿を小さなカップの中につめ、水を入れて湿らせます。そこにエノキなどの枝を差し込みます。脱脂綿を入れるのは枝を立てやすいからと、タマムシが落ちて溺れないようにするためです。

タマムシの飼育ケース
タマムシの飼育ケース

 飼育ケースの中に、エノキなどの朽木、先ほど作ったエノキの枝を挿したカップの順に入れます。最後にタマムシを入れて終了。卵を産ませない場合朽木はいりません。写真はタマムシがフンをしたとき取り替えやすいように紙をしいています。

 タマムシは繊細な昆虫で飼育下だとなかなかエサを食べてくれません。ですから葉っぱは出来るだけ新鮮な状態にして下さい。萎れたらすぐに取り換えてください。卵を産ませないのなら朽木はいりません。産卵を考えた場合、タマムシには朽木の硬さ、新しさにはこだわりがあるようです。また、朽木の割れ目などをわざわざ作ってやる必要もあるようです。タマムシは昼に飛び回っているので、飼育ケースは直射日光の当たらない明るい場所に置きましょう。

 飼育で困るのは、エサを確保することだと思います。タマムシは神経質な昆虫のようで、拒食症になりやすく、新鮮なものでないとなおさら食べてくれません。エノキの枝をとってきたら、一部をすぐにエサとして与えて、残りは葉っぱだけをタッパーやカットネギのパックなどに入れて冷蔵庫の野菜室で冷やしてとっておきます。1週間ぐらいは新鮮なままで使えます。これは、あとで書いているタマムシBOXに閉じ込めるときに使うといいでしょう。また、エノキを採って来る時の注意点としまして、生えて間もないエノキの木(まだ若く枝の部分がまだ緑色をしているもの、葉は柔らかく美味しそうに見えます)はしおれるのが早いようです。

タマムシのエサの保存方法
タマムシのエサの保存方法

 ちなみに、上の写真はエノキの葉ではなくカラムシの葉(ラミーカミキリの飼育に使う)適当な写真がなかったので・・・。

 タマムシのエサBOXは、エサの食べが悪い時に作ります。

下記のリンクのサイトに正確な作り方が紹介されています。

 私は上記のリンクを見て、タマムシBOXを再現しようとしましたが、我流であったため再現できず、結局、大した成果は得られませんでした。これが再現できれば、より飼育期間が長くなると思います。

 タマムシの飼育は、エサを食べるかどうかにかかっています。食べる個体は何もしなくても勝手に食べてくれます。私の場合、エサBOXに閉じ込める方法でも、ほとんどの個体は食べてくれません。エサを食べる個体は生き残っていきますが、そうでない個体は2~4日で死んでしまいます。割合にすると10匹に1匹食べてくれる個体がいるかどうかです。2018年には、8匹一度にタマムシを捕ってきましたが、1匹も食べてくれず、4日目にはすべて死んでしまいました。

 今、小さな植木鉢にエノキを育てています。エサがより良い状態なら、もっと食べてくれる個体が増えてくれないかと期待しています。また、入れる飼育ケースも最大のものにして、タマムシのストレスをなるべくなくすような環境を考えています。

 タマムシは、偶然見つける以外なかなか捕まえれません。でも、探してみると、案外、身近な所に居たりします。タマムシのいる木の見つけ方と、捕まえ方については、ホームページの”捕獲、捕まえ方”のタマムシのところで紹介しています。私は、タマムシを捕りに行くと、2018年頃には1回で8匹前後捕れましたが、2019年は環境変化があったようで2~4匹程度しか捕れなくなりました。

タマムシの飼育記録(訪問者編)

 ここでは、訪問者の方の中でタマムシの飼育方法を教えて下さったものを紹介します。

シュダンマーさん

>まず、飼育ケースは、たまたま家で空いていた飼育ケースを使用しました。サイズは20㎝✖15㎝✖10㎝位の大きさです。正直、ちょっと小さいとも思いましたが、大きいケースをわざわざ買うのもと思い、そのまま此方で通しました。次にケースの下の部分は甲虫なんかで使うヤシのチップをひきましたが、これはたまたまあったからです。それから餌が榎や欅の葉と聞いて、榎探しです。たまたま近所に欅が有りましたから、その樹から葉を取って与えてました。植物なので枝の部分は水の入るピックに差して、飼育ケースに入れました。これで大体2日は保てたので、2日に一回は葉の交換を行いました。タマムシの方から餌の葉を食べてくれたので、此方がわから葉を食べさせる行動はしませんでした。それから、1日最低2回は霧吹きで水やり。あと、温度差が少なくて刺激が少ない場所、我が家の場合は玄関の下駄場の下でしたので、此処に安置。それからタマムシにストレスを与えないように、なるべくタマムシには触れないようにつとめました。小さなケースでしたが、一匹で飼っていたことも、ストレスにならずによかったのかなと思っています。

管理人>シュダンマーさんはこの方法で2020/8/22まで20日間タマムシを飼育出来たそうです。

おこめさん

>去年飼育した個体では、20日近く生きた個体がいます。あと飼育ケースをもう少し大きめのものにしてえのきをもっと沢山ケースに入れた方がいいです。えのきの葉は、二日に一回ぐらい変えた方がいいです。

管理人>これは上記の私の飼育方法を見て助言を下さったものです。

タマムシの飼育記録

 2019/7/7に今年初めてのタマムシを捕まえました。これまでの飼育の仕方だと、ほとんどが死んでしまうため今回は新しい方法を考えました。

新しい飼育方法

1、エサを食べなければ、無理矢理食べさせる。夜に1回。

2、小さな鉢に植えたエノキをメインのエサにする。

  変更→その日に採ってきたエノキの枝をカップに刺してエサにする。     (作り方は”ナナフシの飼育”編に紹介しています)

3、飼育ケースは一番大きなものにする。

4、飼育ケースは直射日光の当たらない比較的明るいところに置く。

5、夜、霧吹きで全体をまんべんなく濡らす。

6、エサは基本、毎日採ってくる(エノキまたはケヤキ)

2019/7/7

 タマムシのオス3匹を近所の古墳で捕まえる。

3匹とも元気に動き回って落ち着きがない様子。

今日は初日なので、夜のエサやりを見送る。

7/8

 やはり、3匹ともエサを食べていないよう。

元気は十分にある。仕方がないので無理矢理エサを食べさせることにする。

昨日エサを無理矢理食べさせなかったのは、自主的に食べるかを見定めたいことと、今日の方がお腹が空いて、エサの食べが良さそうだと考えたからです。

タマムシにエサを無理やり食べさせる
タマムシにエサを無理やり食べさせる

 エサを食べさせようとして、タマムシの口にエノキの葉を持って行っても全く食べない。エノキを手で払ったり、もがいて逃げようとばかりする。それでも辛抱強くエノキの葉を口のところに持っていっても食べない!もう止めようと思い始めたときジタバタしなくなり、葉を噛むような仕草を繰り返すようになった。そのまま見ていると、少しづつ食べだした。その内バリバリと食べだした。成功!時間はかかったが3匹とも葉っぱ5分の1程度食べてくれた。1匹が食べ始めるまで、10~20分ぐらいかかったと思う。諦めず時間を改めてやるのもいいと思います。タマムシはだいたい飲まず食わずだと3日目~4日目には死んでしまいます。2日目に食べないと、それは死が近づくことを意味します。

7/9

 エノキの植木の葉が食べられたような跡があるような?3匹とも元気。でも、エサを食べている確証がないので、今日も無理矢理エサ(今日はケヤキ)を食べさせる。3匹とも昨日ほど食べさせるのに時間がかからなかったが、エサを葉っぱの8分の1程しか食べない子がいた。

7/10

 家に帰ると、2匹が元気がなく、1匹はよく翅を広げ羽ばたく様子を見せ、1匹はよく仰向けになって元に戻れない。(タマムシは弱ってくるとよく翅を広げるようになる気がする)3匹の内、1匹は無理矢理でも食べるが、自分でエサを食べるようになり、動き回って非常に元気。1匹は、無理矢理で葉っぱの6分の1程度食べたが、直ぐにひっくり返ってしまうし、起き上がれない。もう1匹はエサをほとんど食べないし、直ぐにひっくり返る。1匹は大丈夫そうだけど、2匹は明日でダメかも。エサを自分で与えてる分、愛着が沸いて可愛いと思える。植木でなくても食べそうなので植木を飼育ケースから取り出す。代わりに、エノキの枝をカップに刺して(ナナフシの飼育編に書いてあるように作って)飼育ケースに入れる。

 

今日、1匹新しいタマムシが捕れた。現在4匹。

今日捕れたタマムシのオス
今日捕れたタマムシのオス

7/11

 昨日の予想通り2匹はもう死にそう。何とか動いてはいるけど、エサを与えても、ほんの少しかじる程度。21時頃には、とうとう1匹が死んでしまいました。残る1匹も時間の問題だと思う・・・。

  昨日元気だった1匹も少し元気がなくなってきた。エサは与えても食べるし、自分でも食べる。明るいところに飼育ケースを置くと、”蝶”のように明るい方に向かって逃げようとしてしまい、体力を奪われているのかもしれない。飼育ケースの置き場所を考える必要があるかも?

 2日前に捕まえたタマムシは、今日無理矢理エサを食べさせた。

7/12

 エサを食べてくれるタマムシは、まだ元気はあるが、最初の頃に比べると弱弱しく感じる。3日前に捕まえたタマムシは、3度ほどエサを与えたが、ほとんど食べてくれない。動きも遅くなってきた。明日ぐらいで死んでしまわないか心配。

 実は、昨日1つの実験をしてみました。死にそうで、もう足と触角を弱弱しく動かすことしかできなくなった1匹のタマムシを、トイレットペーパーの心にエノキを詰めた中に入れ、冷蔵庫の野菜室に入れてみました。どうしてこんな事をしたかというと、蝶を長生きさせる方法というホームページを思い出したからです。そこにはこのように書かれていました。蝶を長生きさせる方法は、残酷ですが蝶を三角紙(昆虫採集に使う)入れ、それを冷蔵庫に保管し、1日に1度だけエサを与えるため外に出し、それが終わったらまた冷蔵庫に戻すというものでした。私は寒さで死んでしまうのでは?と思いながらも、もう助ける方法がないので、タマムシを冷蔵庫に入れました。すると、1日経った今日、タマムシはなんとか生きていました。もっとも、回復した訳ではなく、微妙に足と触角が動く程度で、昨日より悪化はしていました。ただ、そのままにしておけば、間違いなく数時間で死んでしまうのを遅らせれただけです。でも、この結果から新しい飼育方法を考えてみようと思っています。

 7/13

 今日帰ったらタマムシが2匹とも元気がない。よく食べる方のタマムシにエサを与えると、ゆっくりとしか食べない。後から捕ってきたタマムシは、今日もほとんど食べないし、動きも遅い。22時頃見てみると2匹とも死んでいました。

 

今回の飼育で解ったこと、問題点

 

 4匹のタマムシは、4日目1匹、5日目2匹、7日目1匹死んでいきました。これまでの飼育の仕方より長く生きていてくれました。無理矢理でもエサを食べさせた方が長く生きるようです。エサを食べない個体ほど早く死んでしまったように思います。その他の死亡原因として考えられることは、1、環境変化や人間に触られることによるストレス。2、逃げようとしたりして体力を普段より多く使った。3、そもそも与えられる水分が足らなかった。4、風通しや湿度など飼育環境が悪かった(室温もあると思いますが、最近は気温が低かった)などが考えられます。次回には、エサの与え方は今回の方法でいいと思うので、タマムシが落ち着いて居られる環境を作ることを目標にしたいと思います。

2019/8/4に捕獲したタマムシのメス
2019/8/4に捕獲したタマムシのメス

 

 

今回のタマムシの飼育方法

1、タマムシを捕まえたら、すぐにタマムシBOXに閉じ込める。

2、タマムシBOXを飼育ケースに入れ静かで暗い場所に置く。(夜を演出するため)

3、学校から帰ったら、タマムシBOXから出し、しばらく動き回らせる。

4、タマムシBOXのエサを食べたか確認し、食べていない子には無理矢理食べさせる。

5、就寝前にすべてのタマムシをタマムシBOXに閉じ込める。

 

2019/8/4

 文殊の森公園でタマムシのメス1匹を捕まえる。

夜に、タマムシBOXを作り、そこに閉じ込めた。また、飼育ケースをダンボールで囲って暗くし夜を演出。明日の夕方にダンボールをとるつもり。

8/5

朝にはタマムシBOXからでていたが、BOXの中のエノキの葉を調べたら、少しも食べていない。昼は飼育ケースをダンボールで覆い、中を薄暗くした(夜を演出し無駄に体力を使わせないため)。夕方にダンボールをとって飼育ケース内を明るい状態にした。夜、無理矢理エサを食べさせる。なかなか食べない。15~20分ぐらいかかって食べ始めるが、あまり食べない。エノキの葉1/8程度食べたかな?少ししか食べないので心配。22時頃タマムシBOXに入れ、ダンボールを被せる。

8/6

 今日も朝にはタマムシBOXから出ていた。BOX内の葉っぱは食べていないが、飼育ケース内の他のエノキの葉を食べた形跡がある。朝はダンボールを被せる。夜、念のために無理矢理エサを食べさせる。すぐに食べ始め、葉っぱの1/4ぐらいを勢いよく食べる。前回のタマムシ達と比べると、食べる勢いが違う。こんなに元気なら卵を産むかもと期待する。以前長生きしたのもメスだった。エサの食べがいいので、今日はタマムシBOXに入れず飼育ケースにダンボールを被せて就寝。最近暑いので、温度が上がり過ぎないように注意しよう。部屋の温度が35℃を超えるとマズいかな?

8/8

 今日、タマムシの小さなメスと、オスを1匹づつ捕まえた。判別するために名前を付けることにした。最初の大きなメスを”だんみつ”さん、小さなメスを”矢口”さん、オスをAと決めた。だんみつさんは自分でも食べるし、人の手からも食べるのでかわいい。矢口ちゃんとAくんは無理矢理食べさせようとしたが、ほとんど食べてくれないので困った。明日食べないと死んでしまうかも。卵を産んでもらうつもりで朽木を入れているが、まだ、産んでくれない。朽木の種類(100均で買った)がダメなのか?朽木に割れ目が入っていないのがダメなのか?(タマムシは朽木の割れ目に卵を産むそうです) 

 今日から、タマムシBOXに入れるのをやめにする。(面倒くさいのと、そうしなくても暗くすれば大丈夫のように思えるから)

8/9

 今日もタマムシをオス1匹捕まえた。最近はタマムシがあまり飛び回らないので、たくさんは捕れなくなった。気温や湿度が関係するのかな?今日捕まえたオスをBと名付けた。Bくんは無理矢理食べさせてもほとんど食べない。Aくんと矢口ちゃんは葉っぱの葉っぱの1/6ほど食べた。だんみつさんは今日もよく食べてくれる。みんな元気。

8/10

 今日も2匹オスを捕まえた。それぞれC、Dと名付けた。Cくんは可哀そうに前脚を1本と触角の1本を無くしている。Cくん、Dくんエサを無理矢理食べさせてもほとんど食べない。Aくんは今日は1/8程度葉っぱを食べてくれた。矢口ちゃんは1/6ぐらい食べた。だんみつさんは今日はほとんど食べない。みんな元気はあるが、Bくんだけはエサも食べないし、元気もない。タマムシBOXに閉じ込めて、回復してくれることを祈る。全体的にエサの食べが悪い。暑さのせいかな?でも、ある程度エアコンも付けているのだけど・・・。今日、朽木に割れ目を何か所か入れた。卵を産んでくれるといいが・・・。タマムシが6匹になるとエサやりが大変。

8/11

 昨日元気がなかったBくんが、やはり死んでしまいました。3日目で死んだことになります。原因は、Bくんはほとんど食べなかったので、餓死又は脱水で死んだものと思われます。何より、6匹になったため飼育の手が行き届かなかった。また、タマムシBOXに入れても効果は期待できないようだ。だんみつさんがエサをほとんど食べない。元気はあるから自分でも食べてくれるかな?矢口ちゃんは葉っぱ1/8ぐらい。A、Cくんは1/6ぐらい。Dくんは1/10も食べていないかも。食べが悪い。一応みんな元気。卵は産んでいない。

8/12

  タマムシの世話を1日半ほどできずに、今日見てみたら、だんみつさん、矢口ちゃん、Dくんが死んでいました。Cくんももうほとんど食べる元気がない。原因は明白。世話を1日以上できなかったから。Aくんだけはまだ元気で葉っぱ1/6を食べる。自分でも食べているようだ。

8/13

 やはりCくんが死んでしまいました。Aくんだけはまだ元気で、葉っぱ1/8ぐらい食べたし、自分でも食べているようだ。

8/14

 昼に見たら、Aくんが死にかけて、手足を動かすくらいで元気がなくなってしまった。エノキの葉を与えても噛むことすらできない。こうなると手の施しようがない。夜には死んでしまいました。

 

今回の飼育で解ったこと、問題点

 今回は最も多い時で6匹を飼育していた。3日目2匹、4日目1匹、5日目1匹、7日目1匹、9日目1匹で死んでいきました。早く死んでしまった原因は、飼育が行き届かなかったこと。エサを与えるのを1日以上空けてしまったことだと思います。それだけ繊細な虫だということを思い知りました。死にかけてもうエサを噛む力がなくなってしまうとどうすることもできません。そうならないようにするため、夜のみのエサやりより、朝、夜の2度のエサやりと健康チェックが必要かもしれません。また、タマムシBOXは効力が確認できませんでした。現行の飼育の仕方では不必要と判断します。今回メスが2匹いたにも関わらず産卵しなかったのは、産卵用の朽木の状態が悪かったからと思われます。もっとボロボロの状態の朽木の方がいいのかもしれません。

 

2019/8/14に捕獲したタマムシ
2019/8/14に捕獲したタマムシ

今回のタマムシの飼育方法

1、飼育ケースの一番大きなものにエノキの枝をカップに刺したものを入れる。

2、朽木を入れる。市販のものに割れ目を入れたものと拾ってきたクヌギの朽木

3、朝の内はダンボールで覆い暗くして、夕方に外して寝る前に被せる。(明るくする時間を短めにして体力を使わせないようにし、少な目の活動時間を与える。)

4、健康チェックは朝、夜の2回。

5、朝のチェックでエサを自分で食べている場合は何もしないが、夜のチェックでは、十分にエサを食べている確証がない限り、無理矢理食べさせる。

6、基本はなるべく触らないが、エサを食べない場合は何度も試す。(今までのほとんどの個体は、前日に食べが悪い場合に死ぬことが多い)

 

2019/8/14

 近所の古墳のクヌギの朽木で、卵を産もうとしているタマムシ1匹を捕まえる。朽木の周りに落ちていた朽木片を一緒に持って帰る。タマムシはその朽木に止まらせるだけで産卵管だし、産む気満々です。一番大きな飼育ケースにエノキの枝をカップに刺したものと、拾ってきた朽木と市販の朽木に割れ目を入れたものを入れる。

 

タマムシの産卵
タマムシの産卵

8/15

 タマムシは元気で自分でもエサを食べているよう。2日目なので夜に念のためエサを食べさせる。卵は産んでいないよう。調べてみたら、タマムシ愛好会さんのホームページに次のように書いてありました。

・枯れてから年月の経過した物、朽木には産卵しない。

・半枯れの部分、伐採木、伐採直後の切り株、等を好む。

直ぐには伐採直後の切り株は手に入らないので、他に方法がないか考えてみました。年月を経過した朽木と伐採直後の物とでは、何が違うのだろうと考えると、朽木内の水分ではないかと仮定しました。(幼虫が水分を木から摂っているとしたら、古い木では水分がないのでは?)そこで、今の朽木に毎朝夜に霧吹きで加水することにしました。

8/16

 今日、タマムシを見たら足の先(かぎ爪)が4本もなくなっていた。思い当たることは、拾ってきた朽木にハサミムシがいたようで、それにやられてしまったようです。体力もなくなっていて、とても産卵する状態ではない。エサもほとんど食べてくれない。明日には死んでしまうかもしれません。クワガタに産卵させる時のように、朽木を加水処理(水の中に数時間沈めてから日陰で乾かす)してから与えてみるとどうなのか試したかった。

8/17

 やはり、朝にはタマムシは死んでいました。

 

今回の飼育で解ったこと、問題点

 今回のタマムシは産卵する気が満々であったにもかかわらず、朽木に産卵しなかった。やはり、年月の経った朽木には産卵しないのか?朽木を加水して与えた場合どうなのかを調べたかった。反省点は、外から朽木を拾って来た場合、中に何がいるか判らないので何らかの処理が必要かもしれない。(例えば、水に1日程度沈めて中の生き物を窒息させるとか)

 

2019年を通してタマムシの飼育結果から

 今年からエサを食べない場合、無理矢理食べさせるという方法をとりました。結果として、前年度までは捕まえた日から3~4日でほとんどの個体が死んでしまいました。稀に自分でエサを食べたものが1週間程度生きていました。今年は全部で11匹(今年はあまり捕まえれず少なかった)を飼育し、3日目2匹、4日目3匹、5日目3匹、7日目2匹、9日目1匹という結果になりました。少なくとも、エサを無理矢理にでも食べさせた方が生きてくれるようです。

 また、タマムシBOXの作り方が再現出来ていないか、コツがわからない為か思うように餌付けができませんでした。タマムシBOXで餌付けできない個体を、無理矢理食べさせて餌付けをするという両方を併用するのが理想形と考えています。そして、餌付けが出来た個体は出来るだけ人間の手を加えず、そっとしておいてストレスをかけないことで、飼育下の寿命を延ばせるのではないかと思っています。

 飼育ケースの置き場所も直射日光の当たらない明るい場所に置くか、暗い場所に置くか悩んでいる所です。

 現在、エノキを鉢植えで育てようとしています。来年はこれを使い飼育日数を延ばせればと思っています。また、エノキの枝をオアシス(園芸用品)に挿すなど、採って来たエノキをどうすれば新鮮な状態を保てるか試していきたいと思っています。

捕獲したタマムシ
2020/6/27捕獲

2020/6/27

 今日、タマムシが飛んでいるか近所の古墳に見に行きました。時刻は15:00過ぎ、天気は曇りときどき日が差しました。エノキの木の上の方をタマムシが飛んでいたので、捕まえることにしました。1時間強でやっと1匹捕まえることができました。オスでした(上の写真)。普通のタマムシより少し緑や赤色の鮮やかさが欠ける個体です。裏は逆に赤色が強いです。もしかしたら、生まれてあまり日の経っていない個体?

 

今回の飼育

①ダンボール飼育ケース(縦56㎝✖横46㎝✖高さ100㎝)で飼育(広いのでストレスを軽減)。

②エサはエノキの枝をビンに刺したものを与える。

③エサを自分で摂らない内は夜に1回無理矢理食べさせる。

④飼育ケースの置き場は日陰に置きます。

エノキの枝をビンに刺したもの
エノキの枝をビンに刺したもの

 ②はインスタントコーヒーのビンの蓋に、キリやドライバーで穴を空け、エノキの枝をビンに刺したものです。

 タマムシは、夜にエノキを無理矢理食べさせると、直ぐに食べてくれました。明日、自分で食べてくれるといいのですが・・・。

6/28

 タマムシに葉っぱを与えると、直ぐに食べてくれました。葉っぱの1/8ぐらいを食べました。

6/29

 今日、エノキの葉を確認したところ、食べた痕があるようでした。今日は無理やりエサは食べさせず、そっとしておきました。

6/30

 タマムシの元気が少しないような感じがします。仕方がないので無理矢理エサを食べさせると、少し食べ始めると、後は自分で食べ始めました。葉っぱ1/3くらいは食べたでしょうか。一安心です。

自分で食べ始めたタマムシ
自分で食べ始めたタマムシ

7/1

 息子は学校から帰ってきてタマムシにエサを食べさせたら、直ぐに食べたそうです。食べさせたのを知らなかったので、私も会社から帰ってきてタマムシにエサを食べさせました。直ぐに食べてくれました。この個体は素直に食べてくれるし、自分でも食べることがあるようです。このような個体は稀だと思います。おそらく長く生きてくれると思います。

7/2

 タマムシを新しいエノキに乗せたら、しばらく葉っぱの間を上り下りした後、自分でエノキを食べ始めました。ただ、私が見ている気配を感じ取ったようで、直ぐに食べるのを止めてしまいました。やはり、敏感な昆虫なんだと思いました。私は見ていることを止めて飼育ケースをそっとしておきました。

食事中のタマムシ
食事中のタマムシ

7/3

 ここ数日は、コーヒーのビンの蓋を外し、ビンに沢山のエノキの枝を刺しています。(ちょっとビンの隙間から水に落ちてしまわないか心配はしています)2日でエノキは新しいものを採ってくるようにしています。ビンの水は毎日替え、エノキの根元の枝は毎日5~10㎜位を斜めに切り落としています(これを水中で切り落とすと切断面に気泡が入る心配がなく、水の吸い上げが良いそうですが、そこまでは私はやっていません)。斜めに切り落とすと水に触れる面積が増えるので、水の吸い上げが良いそうです。また、水は清潔にすることでバクテリアなどの繁殖を抑えれるので枝が長持ちするそうです。

 タマムシはエノキからしか水分を摂れないので、ここ数日はエノキを水で濡らしてから与えています。まだ、これがいいのかどうか解りません。

 今日は、タマムシを枝に乗せる(いつも天井にいて、エノキの整理が済むと葉っぱに乗せるようにしています)と、しばらく登ったり降ったりしていたので、そっとしておくと数分後には自分で食べ始めました。今日で捕ってきて1週間になりました。まだまだ元気そうです。

7/4

 昼に見てみたら、タマムシがお食事中でした。ただ、私が覗き込んでいるのに気づくと、ピタリと動きを止めます。私が動くとビクリとします。やはり、この環境に慣れて来てはいますが、臆病な昆虫であるようです。ただ、自分でエサを摂ってくれるので、もうこの子は手をかけなくても大丈夫なようです。

7/5

 昼にタマムシは飼育ケース内を飛び回っていました。元気十分です。エサも自分でたくさん食べています。餌付けが成功したらなるべく刺激しないようにします。

2020/7/6タマムシの様子
2020/7/6タマムシの様子

7/6

 タマムシは今日も自分でエサを摂っています。上の写真は今日のダンボール飼育ケース内の様子です。

7/8

 今日も元気そうです。エサを目に見えて食べたのが判るくらいに食べています。ただ、私の気配を感じるとジッと止まって動かなくなり、私が動くとビックっとします。臆病だなあ。あと、生まれたばかりの個体かと思いましたが、表面の色の淡さが変わりません。どうやらこの色の淡さはこの個体の個性のようです。

7/10

 今日で飼育し始めて2週間になります。エサの食べが良く、フンをたくさんします。最初の頃よりフンの量が増えたようです。それだけ今の環境に慣れて来たという事でしょうか?

2020/7/12に捕獲したタマムシ
2020/7/12に捕獲したタマムシ(下2匹)

7/12

 今日、タマムシを近所の古墳に捕りに行きました。1時間程度で3匹捕まえました。1匹は虫かごが壊れていたので逃げられてしまいました。

 現在、3匹になりました。全てオスです。最初に捕まえたタマムシは色が淡く、今日捕まえた内の1匹は左前脚が無く(写真向かって左下)、もう1匹は緑色がはっきりとした個体なので見分けがつきます。

 息子と相談して、今回は飼育ケースが大きい(縦56㎝✖横46㎝✖高さ100㎝)のでストレスが少ないと思うので、無理に食べさせず様子を見ることにしました。これで長生きすれば、飼育ケースを大きいものにすればいいことになります。ダメな場合、餌付けができるまで無理矢理食べさせて命をつなぐ方法を考えなくてはなりません。

7/13

 淡い色のあわちゃんは自分でエサを食べているようです。他の2匹は食べていないようです。3匹共元気です。

7/14

 捕獲したタマムシは、捕獲日から3~4日で死んでしまうことがほとんどです。今日は3匹共元気そうです。息子曰く、もしかしたら、自分でエサを食べているかもしれないとのこと。

7/15

 左前脚がないタマムシが少し元気がないようです。エサを食べていないのかもしれません。他の2匹は元気です。

 最近のエノキを採ってくるタイミングは2日に1度にしています。新しいものを採って来た時、前のものがまだしおれていなければ一緒に挿しています。

7/16

 夜に覗いて見ると、心配していた通り左前脚のないタマムシがひっくり返っていました。まだ生きてはいますが虫の息です。やはり、エサを食べていなかったのでしょう。初日にこの子だけは無理矢理食べさせようとしてみましたが、食べませんでした。そのストレスで拒食症になってしまったのかも?

 新しく採って来たエノキを飼育ケースに入れると、7/12の捕って来たピカピカのタマムシ(ピカくん)が直ぐにエノキを食べ始めました。自分で今までも食べていたかもしれません。ピカくんは捕って来てから5日目になります。広い飼育ケースがストレスを軽減した可能性と、あわちゃんの存在が大きいのかもしれません。あわちゃんのエサを食べる様子などを見てピカくんも安心したのかもしれません。あわちゃんは今日で20日目になります。

7/17

 今日も2匹共エサを食べてくれているようです。エノキがそこら中食べられています。ピカくんの方も餌付けが成功したようです。やはり、広い空間でストレスを与えないことが拒食症にさせない方法の1つと言っていいと思います。では、どのくらいの空間が必要かですが、ダンボール飼育ケースは縦56㎝✖横46㎝✖高さ100㎝です。以前は衣装ケースで飼っていたことがあります。また、縦45㎝✖横25㎝✖高さ40㎝の大型の飼育ケースでも飼っていたことがありますが、両方とも捕獲日から3~4日目でしんでしまうことがほとんどでした。ただ、他のサイトでは衣装ケースで飼育してみえるところもあるので、何かコツのようなものがあるのかもしれません。

7/19

 天気予報が外れて晴れ!タマムシが飛んでいると思い近所の古墳に行きました。1時間程度で3匹捕まえることができました。残念ながらみんなオスでした。色が淡いあわちゃんは見分けがつきます。他の4匹は色では区別できないので大きさで区別します。元々いたピカくんは4匹の中で中間の大きさ。ピカくんより大きい子と小さい子は大きさで区別できます。最後の1匹はピカくんと大きさも色も同じなので翅に糸を巻き付けました。全部で5匹になりました。

7/21

 今日息子が覗いてみると、糸を巻いた子が死んでいたそうです。やはり糸を巻く時人間に触られたのがストレスだったと思われます。他の4匹はまだ元気です。今日であわちゃんは25日目、ピカくんは10日目になりました。

2020/7/21のタマムシ達の様子
2020/7/21のタマムシ達の様子
別の角度からの写真
別の角度からの写真

7/22

 息子が帰って来て覗くと、一番小さいタマムシが死んでいました。今日で捕獲から4日目、やはり食べていなかったようです。同じ日に捕った一番大きなタマムシ(デカくん)はまだ元気です。自分でエサを食べているかもしれません。残ったタマムシはあわちゃん、ピカくん、デカくんの3匹となりました。

7/23

 あわ、デカ、ピカ、3匹とも元気です。デカくんは5日目になります。エサを自分で食べているようです。あわちゃんはもう直ぐ1か月になります。

7/24

 3匹とも元気です。以前はエノキを水で濡らしてから与えていました(少しでも水分補給になるかと思い)。最近はエノキを与える時はそのまま与えています。それで問題ないようです。

7/25

 3匹とも元気。ピカくんは今日で2週間。デカくんは1週間になります。今まで飼育した感想としては、環境さえ整えてあげれば、こんなにあっさりと飼育出来てしまうのかと思います。今年に入って6匹を飼育しましたが、その内3匹は3~4日で死んでしまいました。全てが飼育出来てこそと思いまた新しい方法を考えています。それにデカ、ピカはあわちゃんの影響で飼育出来ただけかもしれません。そこを次回の課題としています。

7/27

 今日であわちゃんは飼育して1か月になりました。ピカくん、デカくんも安定して飼育出来ています。やはり、出来る限り人が触らないことが肝要なようです。

7/30

 今日、覗いてみるとエノキがカラカラに萎れていました。原因はエノキの枝先を切る時空気が入ってしまったためと思われます。これを防ぐためには、生け花でやる”水切り”をするといいそうです。水切りは水の中(バケツなどに水をくみ)で枝先を切り落とす方法です。ときどきエノキは1日で萎れてしまうことがありますが、水切りをしていないのが原因だと思います。

 覗いた時、そのカラカラのエノキをピカは食べていました。急いで新しいエノキに取り替えると、ピカは食べるのを止めてしまいましたが、あわが直ぐに食べ始めました。デカは少し元気がないように見えました。大丈夫だろうか?

 2020/7/30タマムシの様子
2020/7/30タマムシの様子

7/31

 3匹とも元気そうです。それぞれつかまっている葉っぱを食べているようです。食欲もあるようです。ピカくんは今日で20日目になりました。ストレスさえ与えなければ長生きできるようです。

8/1

 今日も古墳でタマムシを捕まえました。左の翅が1/3ほど欠けてしまっていて可哀想です。カケと名付けました。

 タマムシを捕りに行ってもメスはあまり飛び回らないので捕まえることができません。朽木や伐採木に卵を産みに来たものを捕まえるしか方法はないのでしょうか?

8/4

 カケは今日で4日目です。明日も生きているなら自分でエサを食べてくれていると思います。複数飼育していると食べてくれているのか判らないのが難点です。4匹とも元気です。ピカくんは今日で24日目になります。

8/5

 カケは元気です。自分でエサを食べているようです。タマムシにとって今の環境はいいようです。飼育ケースが広いこと、仲間が他にいること。後は、フンなどによってタマムシ独特の臭いがしていると思います。それが新しく入ったタマムシ達にいい影響を与えているのではないかと思います。

カケと呼んでいるタマムシ
カケと呼んでいるタマムシ

8/6

 カケもデカもあわも元気そうです。ただ、ピカは枝に止まらせようとすると落ちてしまいました。自分でエノキに登ることも難しいようです。力が弱くなってきたと息子が言っていました。寿命が尽きようとしているのかもしれません。ピカは今日で飼育開始から26日目になります。

8/7

 朝にはピカくんは死んでいました。飼育開始から27日目です。残念です。朝にデカくんがやたらと羽ばたいていました。エノキの枝に乗せても直ぐに羽ばたいて落ちてしまいました。様子がおかしいと思っていました。息子が学校から帰って見てみると死んでいました。デカくんは飼育開始から20日目でした。1日に2匹も死なせてしまいました。また、一緒に飼っていたゴマダラチョウも死なせてしまいました。暑さのせいだけではないと思いますが、原因の一つではないでしょうか。

8/10

 8/9、8/10で旅行に行っていました。虫たちは1部屋に集めて、帰宅まで冷房をずっときかせていました。帰宅して見てみるとカケが死んでいました。エサがカサカサになっていました。本来は1日程度でカサカサになることはないと思いますが、水切り(水の中で枝を切ること)をしていなかったので空気が切り口から入ったようです。カケは飼育10日目でした。

 よくよく見てみると1匹生き残っている個体は、あわちゃんであることが分かりました。ピカくんと大きさが同じなので間違えてしまいました。あわは飼育45日目です。この個体は直ぐに自分でエサを食べ始めましたし、多少飼育環境が悪くても生き延びれる生命力の強い個体のようです。今まで飼ってきたタマムシの中で特異といってもいいかもしれません。

8/11

 あわちゃんがダンボール飼育ケースから脱走して見つかりません。飼育ケースを見てみると、接合部にかなり大きなすき間が出来ていました。今日中に見つからないと死んでしまうかもしれません。

8/12

 あわちゃんがダンボール飼育ケース内で死んでいるのが見つかった。どこかの隙間に入り込んでいたようです。エサは食べられる状態のまま飼育ケース内に入れてありました。餓死ではなく、暑さが原因で死んでしまったと思われます。

今回の飼育で解ったこと、問題点など

 今回飼育したタマムシは、最初からエサを素直に食べてくれました。このような個体は長生きする場合が多いです(46日間飼育しました)。また、最初に比べてフンの量が増えていったということから、縦56㎝✖横46㎝✖高さ100㎝という大きさのダンボール飼育ケースはタマムシのストレスを和らげているのではないかと思います。また、2度目に捕って来たタマムシも1匹は死んでしまいましたが、もう1匹は27日間生きています。広い飼育ケースがストレスを減らしている可能性が大きいのと、最初のタマムシが食べる姿などを見て安心できたのかもしれません。また、フンなどのタマムシ特有の臭いも安心感を誘った可能性があります。ただ、何らかの手を加えたタマムシは3日目ぐらいには死んでしまいました。触ること自体がタマムシには非常にストレスになるようです。一週間以上飼育出来たタマムシが4匹いましたが、猛暑日に入り次々と死んでいきました。酷暑の時は飼育に注意が必要なようです。クーラーなどで室温の上昇は抑えていましたが、飼育ケース内は風通しが悪いため、私が思う以上に過酷な状態だったかもしれません。タマムシを捕まえに行っても酷暑の時は飛びません。おそらく、木陰でじっとしているのでしょう。真夏の飼育の仕方が次の課題となります。

 タマムシの飼育について、試行錯誤して良い方法がないか探しています。タマムシを長く飼育出来た方、良い飼育方法を知っている方、ぜひ、ホームページTOPの”ご意見、ご感想”のところに飼育の仕方を書き込んで頂けると幸いです。