トンボ、ヤンマのなかま


シオカラトンボ

特徴 飛ぶと速いけど、よく止まるので捕獲のチャンスは多い。若い時は複眼の色が茶色ぽく、成熟すると緑色になります。若いオスは昆虫図鑑に載っているような色をしていません。メスは麦わら色ですがオスは麦わら色から成熟するとシオカラ色に変わります。

よくいる場所 用水路、池などの水辺



シオヤトンボ

特徴 飛ぶと速いけど、よく止まるので捕獲のチャンスは多い。個体数は多く、けっこう身近に見つけることができる。おすは青色めすはムギワラ色で、シオカラトンボに似ているが、少し大きさが小さいのと、腹部が太いなどで区別できる。

よくいる場所 用水路、池などの水辺



コフキトンボ

特徴 飛ぶと速いけど、よく止まるので捕獲のチャンスは多い。シオカラトンボに似ていますが、複眼の色、腹の細さなどが違うので見分けがつきます。成熟するとオスメス粉をふいたような色になるのが名前の由来。メスにはオビトンボ型と呼ばれる翅に帯の入った粉を吹かないタイプが存在するそうです。

よくいる場所 用水路、池などの水辺



オオシオカラトンボ

特徴 飛ぶと速いけど、よく止まるので捕獲のチャンスは多い。シオカラトンボより少し大きい。メスは麦わら色ですがオスは麦わら色から成熟するとシオカラ色に変わります。

よくいる場所 用水路、池などの水辺



アキアカネ

特徴 シオカラトンボより小さい。トンボとしては飛ぶのが遅い、追い回しても遠くまで逃げないので空中で捕まえることができる。若い時はオレンジ色、成熟すると真っ赤になります。ナツアカネと見分けにくい。

よくいる場所 田んぼ、野原など



ナツアカネ

特徴 シオカラトンボより小さい。トンボとしては飛ぶのが遅い、追い回しても遠くまで逃げないので空中で捕まえることができる。若い時はオレンジ色、成熟すると真っ赤になります。アキアカネと見分けにくい。

よくいる場所 田んぼ、野原など



ヒメアカネ

特徴 アキアカネ、ナツアカネより小さい。アカトンボの中で最小。トンボとしては飛ぶのは遅いが警戒性が強いので近ずくと逃げられることがある。ハネは透明で色がない。顔が白い。

よくいる場所 田んぼ、野原など

捕獲場所 岐阜市少年自然の家



ヤマサナエ

特徴 シオカラトンボと同じくらいの大きさで、すらりとした尾をしている。飛ぶと速いけどギンヤンマほどではない。よく止まるので捕獲のチャンスは多い。

よくいる場所 野山など

捕獲場所 岐阜市少年自然の家



ハラビロトンボ

特徴 アカトンボと同じくらいの大きさ。太いお腹が特徴。飛ぶ速度も遅く、よく止まるので捕獲のチャンスは多い。

よくいる場所 野山など

捕獲場所 岐阜市少年自然の家



ネキトンボ

特徴 アカトンボと同じくらいの大きさ。赤色が濃い。飛ぶ速度はアカトンボくらいなので、空中で捕まえることができる。

よくいる場所 野山など

捕獲場所 岐阜市少年自然の家



ギンヤンマ

特徴 水色と緑色がきれいなヤンマ。飛ぶ速度はシオカラトンボより速く、空中で捕まえることが難しいが、ほとんど止まらず空中にいる。ただ、低いところも飛んでくれるので捕獲のチャンスはある。

よくいる場所 池、田んぼの周りなど



オニヤンマ

特徴 日本のトンボの中で最大。飛ぶ速度はシオカラトンボより速く、空中で捕まえることが難しい。ほとんど止まらず空中にいる。しかも、高いところを飛んでいることが多く、捕獲のチャンスは少ない。ただ、小川に沿って飛ぶことがあり、周期的に回ってくることがあるので、そこを狙おう。捕獲してもすぐに死んでしまうので、虫かごをひなたに置いたり、持ち歩いて刺激を与えないようにしましょう。

よくいる場所 自然豊かな野山など

捕獲場所 三重県南伊勢の山の中