コクワガタ

コクワガタ オス
コクワガタ オス

コクワガタ

特徴 体長オス20~60㎜メス20~35程度、体の色は基本は黒色で艶はヒラタクワガタほどありません。少々赤褐色を帯びている個体もいます。細い大顎が特徴で、オスの小さな個体の場合は内歯が無くなります。

生態 5月頃~10月頃に見られます(岐阜県南部では)。環境への適応幅が広く最もよく見られるクワガタの種類だと思います。基本夜行性でも昼間に木陰などで活動している姿を見かける。よく灯火に飛来します(LEDライトにはあまり飛来しない印象があります)。成虫のエサはクヌギ、コナラなどの樹液、幼虫は広葉樹の材部です。成虫の寿命は1年~2年で越冬するものがいます。

飼育 成虫の飼育は簡単です。産卵セットを組まないと産卵しないことが多いです。

小さなオス(内歯が消滅している)
小さなオス(内歯が消滅している)
クワガタの部位名称(顎の部分)
クワガタの部位名称(顎の部分)
コクワガタのメス
コクワガタのメス

 コクワガタに限らず、クワガタは産卵セットを組まないと産卵しないことが多いです。クワガタの産卵は大きく3種類に分けれます。産卵用の材に産卵する材産みタイプと、マットに産卵するマット産みタイプ、両方に産卵するタイプです。

 コクワガタは材産みタイプです。産卵を視野に入れた飼育される場合は以下の場所を参考にして下さい。