キタキチョウは3月~秋に姿を現します。私の周りでは(岐阜県岐阜市)3月初旬頃から見かけます。よくいる場所は、野山や公園などで見つけることができます。モンシロより1回り小さく、飛ぶ速さは遅く、モンシロチョウより遅いくらいでひらひらと飛びます。捕獲自体は難しいくありません。エサは花の蜜です。幼虫はネムノキ、ハギなど。(写真は夏型)
飼育環境は”スジグロシロチョウ成虫の飼育”を参考にして下さい。全く同じで構いません。
キタキチョウは花の蜜をエサとするチョウです。この場合、砂糖水で代用できます。砂糖はドロドロになるほどは入れないでください。サラッとした感じに仕上げてください。だいたい、25㏄の水に対して、砂糖小さじすりきり1杯半くらいにしています。(まだ、ベストの濃度を探しています)1杯だと薄いかな?と感じます。また、代用のエサにスイカやジュースを薄めたものなどでもいいです。
キタキチョウは大人しいチョウのようで、ケージから出して砂糖水のところにおいてやると飲んでくれます。飲まない個体は、チョウの口(ストロー)をつまようじの先で伸ばして、ストローを砂糖水のところにもっていくと飲んでくれます。十分に砂糖水を飲んだチョウは羽ばたき始めるので、動き出したらケージに戻します。
僕はキタキチョウに砂糖水を、学校から帰ってから1日1回あげていました。飼育ケースの置き場所は、直射日光の当たらないところに置いていました。明るくしすぎると逃げようとして暴れて元気がなくなります。
キタキチョウ飼育記録
2019/6/23
岐阜県山県市でキタキチョウ1匹を捕獲。
その日から飼育を開始。
今日のエサは砂糖水。大人しくすぐに砂糖水を飲んでくれました。
2019/6/28
キタキチョウは大人しいのでエサを与えるが楽。今日も元気。
2019/6/30
今日も元気。夜にスイカを与えてみると、美味しそうに飲んだ。
2019/7/2
学校から帰ってきたら、キタキチョウが死んでしまいました。