セミのなかま


ニイニイゼミ

特徴 桜の幹の色によく似ている小さなセミ。オスメス関係なく橙色~緑色をしています。捕獲は簡単で、見つけさえすれば手で捕れます。幼虫はクマゼミの幼虫の半分程度の大きさで、木の根元近くで羽化します。



アブラゼミ

特徴 体が黒褐色と黒色で白色の帯が何本も入ります。翅は黒褐色と褐色のまだら模様で不透明です。捕獲は簡単で手でも捕まえることができます。逃げる時よくオシッコをかけられるので注意。



クマゼミ

特徴 日本で最大級のセミ。体が大きく黒く艶があり、翅は透明で翅脈は緑色。シャーシャーと大きな声で鳴きます。幼虫も大きくアブラゼミの幼虫に似ています。



ツクツクボウシ

特徴 体が黒色の下地に緑色や褐色の模様が入ります。翅は透明で翅脈は緑色と褐色が入り交じています。成虫、幼虫ともにアブラゼミとニイニイゼミの中間程度の大きさです。晩夏から初秋によく鳴きます。



ミンミンゼミ

特徴 山間部に多く生息しています。体色は黒の下地に薄緑色の美しい模様があります。大きさはアブラゼミくらいで、ミ-ンミ-ンと非常に大きな声で鳴きます。山間部に生息するものは音にとても敏感なので捕獲が難しい。



ヒグラシ

特徴 体が茶褐色の下地に緑色、黒色の模様があります。翅は透明で翅脈は薄い緑色をしています。大きさはアブラゼミより少し小さく長細い体。早朝、日暮れにカナカナと鳴きます。近寄ってもあまり逃げないので比較的に捕まえやすい。