アカアシクワガタ

アカアシクワガタ メス裏
アカアシクワガタ メス裏
アカアシクワガタ オス裏
アカアシクワガタ オス裏

アカアシクワガタ

特徴 体長オス25~60㎜メス25~35程度。体色は赤褐色か黒褐色で艶があります。その名の通り脚や腹部が赤いのがこのクワガタの特徴です。オスは大顎の先端に内歯があり、大型のオスでは複数個、小型になるにつれて減っていきます。コクワガタのオスとは大顎の形状でも区別できます。

生態 6月頃~9月頃に見られます。標高が高く涼しい環境を好むようですが、低山地にも生息しています。エサはヤナギ、クヌギ、コナラなどの広葉樹の樹液です。よく飛翔するので灯火にも飛来します。野生の個体はその年に死んでしまいますが、飼育下なら越冬するものもいるようです。

飼育 成虫の飼育は温度管理の必要があり、できれば25℃以下が望ましいそうです。

クワガタの部位名称(顎の部分)
クワガタの部位名称(顎の部分)㊟写真はコクワガタ
アカアシクワガタ 小型のオス表
アカアシクワガタ 小型のオス表
アカアシクワガタ メス表
アカアシクワガタ メス表

 上のメスの写真は、フラッシュを使って撮影していないので赤みがあまり分かりませんが、他のメスに比べ脚、腹部が赤いので区別は容易です。

 最近になって、自宅(岐阜県岐阜市)の近所でも捕れるところがあることを知りました。そこは低山地でした。捕れる所では捕れるというクワガタのようです。